セロテープ、ガムテープ、両面テープ、マスキングテープ、ビニールテープ、そのサイズ違い、色違い、剥がせるタイプなど、身の回りにテープが溢れているのでこれらをまとめておけるテープカッターをラップの空き箱を利用して自作してみました。
↓これだけのテープ類をラップの箱(スモールタイプ)1つに収納できました。
※うち1つ(養生テープ)は半分にカットして巻きつけてあります。
材料
- ラップの芯と空き箱(22cm幅のスモールタイプ)
- 透明のOPPテープ
道具
- ハサミ
- 金切り鋸
作り方
箱部分
各種テープを入れる箱部分とカッター刃はラップの空き箱をそのまま利用するのですが、テープはラップと異なり粘着力が強いのでそのままだと箱の紙が剥がれてテープにくっついてしまいます。
これを防ぐためにテープが付着する部分にOPPテープ(透明テープ)を貼り付けました。
テープの芯
各テープはそれぞれ芯のサイズが違い、そのままでは箱に収まらないので使い終えたラップの芯にテープを巻きつけて新たな芯としました。作業の流れは以下のようになります。
- まず任意のテープをラップの芯に数回巻きつけます。
- 巻きつけたテープに沿って金切り鋸でラップの芯を切ります。
- 切った跡のバリ取り・研磨をします。
芯の切り方
適当に切っていると斜めに切ってしまったりして失敗しやすいので筆者なりの切り方を紹介致します。
まずテープに沿って金切り鋸で線を引くように、印をつけるような感じでゆっくり2,3周切っていき、つけた線をたよりに回しながら少しずつ切っていくと適当にやっていたときより綺麗に切れるようになりました。
バリ取り・研磨
丁寧に切ったとしても切り跡は荒れてしまっているのでバリ取り・研磨したほうがいいでしょう。電動ミニルーターを使うとラクチンで楽しくバリ取り・研磨できました。
テープの芯ができたらこれに好きなテープを巻きつけていきます(必要数分)。結構面倒ですが1つ10分はかからないと思います。
完成
箱にOPPテープを貼り、テープの芯を切り取り、テープを巻きつければ完成です。1枚目の画像と同じですが完成図を再掲します。
使用感
テープを押さえつけて切ると以下のように貼り付きます。
毎回ぴったり貼り付くわけではないですが、切った後に浮いてくれたほうが次に使う時に使いやすいので課題があります。また、テープが出しづらいのと、両面テープは上の紙が剥がれやすいのが気になります。コツをつかめば多少使いやすくはなるとは思います。押さえつけないで浮くようにカットしたりテープが回りやすくするコツや工夫は考えたいところです。
感想
いろいろ課題はあるものの、大量のテープをコンパクトにまとめることができたという点では満足しました。
テープの先端が少しはみ出るものの、しっかりと蓋が閉まって持ち運びもしやすいので多少使いにくさはあったとしても「あり」なんじゃないかと思います。